バラのシュート
エビネ W芽でこの大きなバルブ。
ペレポストを株元に撒いて
一年後のブルーベリー。
ペレポストを株元に撒いて
2年後の・・・万年青。
i以上は「ペレポスト 2号 ゴールド」栽培。
こういうリードの伸び方は、前年度に備蓄したエネルギーを使って伸びだす。
前年度に充分なエネルギーを蓄えるような栽培を行った場合にのみ、こういうリードになる。
本当に「光合成」のみで充分なエネルギーを蓄えることが出来るのか???・
平地でも・・・・????
日本の夏では・・・平地では夏負けして・・・充分な澱粉を備蓄できない。
しかし、ペレポストには「ラン菌」が生息している。
ペレポストのリグニン、セルロースを分解して「ブドウ糖」を生産する。
このぶどう糖を・・・ランはラン菌の菌糸から調達して、光合成の不足分を補完している!
つまり、ラン科植物は、発芽するときは「絶対的菌従属植物」。
葉が展葉してからは光合成で足りない分をラン菌から援助してもらう「部分的菌従属植物」。
ラン菌の生息しない用土では、真夏にエネルギーが欲しくても、
光合成で生産する「澱粉」のみになる。
だから、翌年の春に・・・・強い、伸びやかな・・・美しく力強いリードが出ない!
前年に原因がある・・・・。
バラだって春に出るリードは同じ。
写真のバラは・・・・8月のリード。
春に出た葉の光合成と、根で吸収したブドウ糖で・・・写真のような強大なリードを8月に伸ばした。
バラもペレポスト植えると「菌根」になる。
だから、ランと同じように、ブドウ糖を吸収出来るようになる!
多年草植物の多くは・・・学校で教わった「光合成」のみで生きているのではない。
光合成理論は・・・一年草にのエネルギー調達の基本である。
多年草は・・・二つのエネルギー調達システム。
近年、このことが解ってきた。
このことを知らない人は・・・ペレポストも、ラン菌も・・・念頭にないが、
時代遅れのラン栽培者である。
肥料で作るラン栽培というのは・・・・一時の生育である。
一年草なら・・・どうせ一年で枯れるから・・・それでもイイかもしれないが、
多年草植物は・・・今年の作ったエネルギーの何10%は翌年の為に備蓄しておかなければならない!
ここの違いを明確にしないとイケナイのであるが・・・・
中途半端な・・・パクリの知識と技術を持っているものは同じようにしている。
ペレポストを販売して解ったことがある。
それは、一年草と多年草を仕分けして栽培を行わない人が非常に多いことである。
つまり、これまでの農業、園芸、植物栽培の本で、
一年草と多年草の・・・自生地における「生態系」について、ここから栽培法を構築した人がいなかったからである。
テレビでも・・・同じ。
つまり、同じ植物であるが、「果樹栽培」と野菜の「大根栽培」では・・・別な観察、考察が必要である。
ラン科植物は「多年草植物」である。
こういう植物をペレポストで栽培場したときは、果樹栽培と同じように「3年」先を目標にして行なう。
この「3年先」ということが・・・知らない人がペレポストをした場合。
・・・・ペレポストは・・・全然大したことない。
水ゴケ栽培と・・・大きな違いが無い・・・。
そういう評価をする人が多い。
果樹も宿根草も作ったことない人が、チューリップの球根を買って植えれば・・・翌年咲く・・・同じように。
こういう思考のレベルで、ランをペレポストで植えれば・・・一年間は・・ゼンゼン差異が解らない。
つまり「外見」でしかわからない人である。
植物の内部で・・・どういう変化が起こっているか見抜けない人である。
つまりは「鈍感」な人。
それで多年草のこと知らないもんだから・・・3ヶ月ほど栽培したが・・・全然差異が見られない。
そういう写真を・・・ホームページに・・・恥じらいもなく掲載しているものもいる。
つまり・・・知ったかぶり。
こういう人は・・・配偶者が「口紅の色」を変えたのも・・・・・ゼンゼン気付かない。
ラン科植物のバルブを持っているものは、リードを伸ばし始めたとき、既に展葉する葉の数が決まっている。
カトレアも、エビネも、オンシも・・・クマガイソウも・・・。
こういうランでは、ペレポストで植えたから、葉の枚数が多くなることはない。
ところが、効果を・・・葉の数でみる人は・・・全然変わらない・・・とお感じになる。
葉の光沢、漲る力・・・などを感じ取れない人である。
エネルギーの内部留保が見えない・・・。
身形や・・・肩書で・・・人を評価し世渡りしてきた人が、定年後ランつくりすると・・・こういう見方をする。
目のつけどころが・・・上辺のもの。
でも、感性の鋭い人は・・・3日、1週間で・・・「違い」が解るようである。
「違いが解る人」。
そういう能力を持った人が、どんな業界にもおられる。
口で言って聞かせても・・・何ともならない領域である。
昔は・・・宇井 清太のところに来ると・・・メリクロン苗を「根巻き」させたものである。
それで・・・才能があるか、ない人なのか・・・一目瞭然であった。
植物の根が喜ぶ硬さに巻ける人と、巻けない人・・・。
更に・・・スピード。
プロになるには・・・早く、的確に・・・均一に・・・絶対の条件。
だから、ペレポストは「膨張力」を利用して、誰がやっても名人と同じようになるように発明した。
この「根巻きの硬さ」の基本を知らない人は、ペレポストを使いこなせなかった。
根の喜ぶ硬さを・・・知らないからである。
そういう人が・・・「検定試験」を行う。
とんでもない「思い上がり」。
自分がテストされているとも知らず・・・・
そういうことでは、ペレポストは「コワイ」培養土である。
名馬は騎手を選ぶ。
つまり、ペレポストは・・・名馬なのである。
乗りこなせる・・・・使いこなせる・・・同こと。
横道にそれたが、ラン科植物は多年草である。
どなたでも目で解るのは・・・早くて2年度、翌年のリードである。
写真を掲載する。
これを基準にご自分の鉢を「検定」してください。
kouza 4ajab
ペレポスト栽培 驚愕のリードを考察する